頭痛とは

頭痛

急性頭痛

急にこれまで経験がないひどい頭痛や、突発して短時間でピークに達するような頭痛、熱がある、手足の麻痺やしびれを伴うような場合には重篤な病気が隠れている場合があります。至急受診して正確な診断を受けるほうがよいでしょう。

慢性頭痛

以前から同じような頭痛を繰り返している場合は、慢性頭痛で生命の危険はないことが大部分です。ただし、頭痛が経過と伴に悪化してくるような場合には脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの可能性もありますので、やはり一度神経内科を受診されるのがよいでしょう。

  • 慢性頭痛
    頭の片側に起こることが多くズキンズキンと脈打つ激しい痛みが比較的急に起こり、音や光に敏感になったり、吐き気や嘔吐を伴う場合もあります。比較的女性に多く、ストレスから開放された週末に起こることが多くあります。視野が欠けたり、光がチカチカするような現象が現れることがあります。
  • 緊張型頭痛
    日本人に最も多いと言われています。肩こりやふわふわしためまいを伴うことが多く、頭の両側がギューと締め付けられるような痛み・重苦しい鈍痛を感じることが多いです。
  • 群発頭痛
    1~2ヶ月に集中してほぼ毎日起こることが多く、目の奥がえぐられるような激痛や片目の充血・涙・鼻水などを伴うことがあります。

治療の流れ

慢性頭痛症の中には難治性のものもあります。現在の利用可能な治療薬、治療法を駆使して、頭痛による日常生活・仕事・家事・学業などへの悪影響を最小限にする努力を担当医師と患者さん御自身との共同作業で実施するものと理解していただければよいと思います。

TOPへ