頭痛、しびれ、めまい、ふるえ、もの忘れといった「なんとなく不調」と見過ごされやすい症状の背景には、脳血管障害や神経変性疾患など重大な病態が隠れていることがあります。当院では、これらの病気を見逃さないよう、すべての診察を神経内科専門医が行い、神経学的診察とMRI画像診断や神経生理検査を組み合わせた質の高い初期評価を実践しています。
こうした専門的知見に基づく診療体制に加え、私たちは認知症や神経難病といった慢性疾患の在宅療養支援にも力を注いでいます。発症期から進行期まで、地域で安心して暮らせるよう、訪問リハビリテーションの導入や医療機関との連携体制を構築してまいりました。
今後も神経内科専門医としての責任を果たし、地域における神経疾患医療の質を高めることを使命として、専門性と信頼に基づく医療を提供し続けてまいります。