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突然の身体の異変…
それは“脳からのサイン”かも!

 

ある日、突然…
急に手足に力が入らない
言葉が出てこない
顔つきが変わった

こうした症状は、
脳の血管が詰まったり破れたりすることで起こる
「脳血管障害(脳卒中)」の可能性があります。

高血圧や糖尿病、脂質異常症などをお持ちの方、
喫煙歴がある方は、血管がもろくなりやすく、
リスクが高くなります。

発症後すぐの対応が、その後の回復や後遺症の程度を
大きく左右します。

ご本人はもちろん、
周囲の方の「気づき」もとても大切です。

「おかしいな」と思ったら、
迷わず医療機関にご相談ください。

 

脳血管障害とは?

 

脳血管障害とは、
脳の血管が詰まる(脳梗塞)、
または破れる(脳出血・くも膜下出血)ことで、
脳の一部に障害が生じ、
身体や意識にさまざまな症状が現れる病気です。

主なタイプには以下があります。

【脳梗塞】
血栓などで血流が途絶え、脳組織が壊死する状態

【脳出血】
高血圧などにより脳の血管が破れ、出血が脳を圧迫

【くも膜下出血】
動脈瘤破裂などにより、脳表面に出血が広がる状態

いずれも一刻を争う疾患であり、
症状が現れたら医療機関での早期の受診が必要です。

 

こんな症状は
すぐに医療機関へ

 

脳卒中の症状は、突然現れることが特徴です。
以下のような症状が見られたら、
迷わず神経内科や脳神経外科のある病院を受診してください。

 □片側の手足に力が入りにくい、しびれる
 □顔のゆがみ、片方の口元だけが下がる
 □言葉が出にくい、ろれつが回らない
 □突然のめまいやふらつき
 □意識がぼんやりする、呼びかけても反応が鈍い

 

神経内科の
診断と役割

 

大阪・都島の氷室クリニックでは、
院内のMRIを中心に検査を行い、
必要に応じて頚動脈エコーなどを行いながら、
血管の詰まりや出血の有無を詳しく調べます。

また、脳血管障害の中には、
発作が一時的におさまる「一過性脳虚血発作(TIA)」もあります。

これは本格的な脳梗塞の前触れともいえるため、
軽い症状でも見逃さないことが重要です。

神経内科では、画像診断に加えて神経学的診察を丁寧に行い、
構造と機能の両面から診断を行います。

入院の必要があると判断されたときは
関連病院の脳神経外科に当日受診していただきます。

→ MRIについてもっと詳しく

 

 

治療と再発予防について

 

急性期には、
脳梗塞に対して血栓を溶かす治療(t-PA)や抗血小板薬の使用、
脳出血に対しては血圧のコントロールと
内科的安静を中心とした対応を行います。

慢性期には、再発予防のために
以下のような取り組みが重要です。
 □高血圧、糖尿病、脂質異常症の管理
 □禁煙、減塩、適度な運動などの生活習慣改善
 □抗血小板薬(アスピリン、クロピドグレルなど)の継続投与

また、後遺症の改善とQOL向上のために、
早期からのリハビリテーションも積極的に行っています。


→ 氷室クリニックの訪問リハビリテーションについて

 

よくある質問(FAQ)

Q1.
脳梗塞や脳出血は予防できますか?
A1.
はい。血圧・血糖・コレステロールの管理によってリスクは大幅に下げることが可能です。
健康診断後のご相談も承っています。

Q2.
軽い症状でも受診したほうがいいですか?
A2.
はい。一時的でも「手足のしびれ」「ろれつが回らない」などの症状があれば、「一過性脳虚血発作(TIA)」の可能性もあるため、早めの診察をおすすめします。

Q3.
リハビリはいつから始めたらいいですか?
A3.
急性期の状態が安定したら、できるだけ早く開始するのが理想です。
当院では在宅リハビリテーションのご案内も可能です。

 

脳血管障害は「早く気づいて、早く動く」ことが非常に大切です。
体に違和感を覚えたとき、あるいは少し不安があるときにも、
神経内科専門医が丁寧にお話をうかがい、的確な診断とご提案をいたします。
小さな変化であっても、お気軽にご相談ください。

→相談してみる